星とシンクロニシティの旅☆

スピリチァルの体験や旅のこと双子の魂と言われるものについてのエッセイ

京都の旅 2

続きです

貴船へ行く前に鞍馬寺行った。

この日は午前は雨模様だったので、たまに小雨が降ったりやんだりして、どんよりとした曇り空だった。

入り口付近でロープウェイに乗れるが私達は歩いて行こうと思っていたら、ガイドらしきおじさんが
「歩いていくの?けっこうな坂だから疲れちゃうよ〜帰りに下りを歩いた方が楽なのに」
と声をかけられたので、前日の清水、八坂ですでに疲れていた私達は、そのおじさんの言葉にのってロープウェイに乗ることにした。

そしてその後も おじさんが他の人をガイドしながら歩いている後にくっついて説明を聞きながら本殿まで向かった。

そしてよくスピリチャルのブログで見かける六芒星が描かれある所へ着いた。

すると おじさんが
「よくここでスピリチャルとか言ってる人がパワーがあるとか言ってるけど、ここには何にもないから!(おじさん談)
本当にパワーがあるのは六芒星じゃなくて五芒星だからね。五芒星がある所と言ったら…そう晴明神社だよ!」と言っていた。

そんな話を聞いてしまったもんだからかは分からないが、確かにここでは特に何にも感じるものはなかった。

私もいつも何かを感じているわけじゃないが、以前、晴明神社へ行った事があるが、確かにあそこでは不思議な空気が流れているのは感じた。

しかし私が気になっていたのはここではなく魔王殿の方だった。
おじさん達は本殿の地下へ行ってしまったので、そこにはなんとなく行きたくなかったので、私達は魔王殿へ向かった。

正直その道のりは体力のない私達にはけっこう辛かった(汗)

そしてやっと魔王殿に着くと、小さな社が立っていて、中に入ると、また不思議な空気圧(濃度の濃い磁石みたいな感じ)が祭壇の奥の森の方から来るのを感じた。

そこで私は特にお願いするでもなく、その空気をしばらく感じていた。


この鞍馬、貴船に来ようと思っていたのは1年ほど前の事だった。

その時も違う用事で京都のある場所へ行かなければならない気がして行ったのだが、その時に初めて貴船と鞍馬を地図で見て知ったのだった。

その時なぜか貴船と言う言葉が頭から一晩中離れなかった。
しかし私が気になっていたのは鞍馬の方だった。

今でもなぜあの時あんなに気になっていたのかはよく分からない。

その1年前の京都から帰って、しばらくして瞑想をした時、かすかにクマラという名と金色のイメージが脳裏に浮かんで、気になって調べてみたら、鞍馬と繋がっている事を知った。
だから行ってみたいと思ったのだった。

それと1年前の京都から帰ってから決めた事がもう1つあった。
ある船旅に行く事だった。
それは10年以上前に想像していた事が現実となっていたので確かめに行くためだった。

私は行き先を決めても、それについてあまり前に調べたりしないので、貴船に着いて、貴船が水の神で、その由来から航海する者を守る神なのだと知って、前回 京都に呼ばれていた事を理解した。

貴船の奥宮へ入る時にも、なにか空気が違うのを感じた。
それは癒しとかそういう感じではなかった。

ところで貴船は絵馬の発祥の地であるらしく、干ばつの時は黒馬を。長雨には白馬を奉納して祈願していたとされる。

昔から龍の絵の顔が馬に似ているなと思っていたのだが、もしかして、ここから来ているのかな?と思った。

順番は逆になってしまったが、鞍馬の最後にロープウェイで始めに通らなかったところ、由岐神社へ参った。

そこでまた気になったのは大杉を祭っているところだった。
そこをお参りしている時は、もう雨も止んで晴れていたのだが、お参りし終わると一瞬ポツポツと天気雨が降った。
それで今回、ここに来ることを決めて良かったんだなと感じた。
                                                         了