星とシンクロニシティの旅☆

スピリチァルの体験や旅のこと双子の魂と言われるものについてのエッセイ

フジロック

今年行ってないが、行きたかったなあ〜と思って(夏の)思い出を書いてみる。


過去に何度か行った事あるけど、もう体力というか気力的に行く気がしない-_-b

初めの頃のように富士急近くだったらまだ行く気はするのだけど…


初めてのフジロックレッチリを見るかグリーンデイを見に行くかで迷った。

友人の意志を尊重してグリーンデイをとる事にした。


確か1日目がレッチリで、台風かなんかが来ていて、翌日行く予定だった我々の時は大丈夫なのかなぁと思いながら当日、新宿の辺りから大月方面の電車に乗ろうとしたら、同じようにフジロックへ行こうとしている人達が沢山ホームにいた。


それと前日のフジロックから戻って来たと思われる人達もホームに沢山いた。

そして彼らの服は全身泥だらけで凄い事になっていた。

私達はそんな凄い事になってるなんて知らなかったから普通の服装で、しかも当時はまだ野外フェスも開催されていなかったから、どういうものかもよくわからなかった。


とにかく前夜の嵐の中のレッチリは凄かったらしい、とホーム上で人々が噂をしていた。

そして電車に乗ろうとしたら、今度はなんと今日のフジロックは中止だと言う噂が広まった。

昨夜は嵐の中レッチリをやったのに、今日は晴れてるのに中止になるってどういうこと⁈て思っていたらホームのアナウンスでもフジロックが中止になったと流された。

どうやら昨夜の影響で地面が泥だらけで収拾がつかない状態だかなんだかと。

初めての試みだったので予想外な事だったのだろう。


その後、苗場になってからも何回か観に行った。

その中で雨の時が一回あった。

その前に苗場のは二回行った事があったが、雨が降った事がなかったので、当然雨なんか降らないと思い込んでいた。


確かに行く時は曇りだったが、私は降らないだろうと勝手に思い込んで雨具を折りたたみ傘しか持っていなかった。

しかし傘は大勢の中で危険なのでさしてはいけないとは着くまで知らなかった。


しかし着くと普通に雨が降ってきた。

他の友人はちゃんとカッパを持ってきていた。

私は初めウィンドブレーカーを着ていたが、そんなんじゃ全然雨を弾く事なんて出来なかった。

最後のレッチリまで何時間もあるのに、例え傘をさしてもビショビショになっている土の上にずっと座っていられる訳がなかった。


凄いなと思ったのは、みんな土砂降りの雨の中カッパを着てじっとその場で座っていた事だ。

私も一度食べ物などある所で唯一休憩場の建物がある所でやっとカッパを購入する事が出来て

ストーブもあったのでとりあえず濡れた体を乾かした。

しかしこんな休憩場1つではこの会場中の人々みんなが中に入る事なんてできない。

それをみんなわかっているから我慢してみんな土砂降りの中で水分をたっぷり含んだ土の上で静かに待つしかないのだろう。


私達も、もっと交通の便が良い所だったらとっくに帰っていただろう…


私はそれまでちゃんとしたカッパを着た事がなかったから、ちゃんとしたカッパが全然雨を通さない事に驚いた(笑)

それで少しテンションが上がった。

さっきまでのびしょ濡れを体験した後だっただけに、これなら大丈夫だ〜と思った。


けっきょく雨だからみんなはあまり動き回りたくないようで、ほとんどずっと回りの人達も、ただじっと時間が経つのを耐えているようだった。

あとステージでは演奏をしているので聴いているのだろうけど。


やっとレッチリの時間に近づこうという時に雨も上がってくれた。

当時はまだスピリチァルを知らなかったが、なぜか音楽の神様がいると信じていたので、音楽の神様が雨を止めてくれたのかなぁと思った。


雨は止んだけど帰りのバスに乗るまでは気を抜けなかった。

帰りのバスの列を待つのも時間がかかる。

ライブを見てる時は興奮してたが、終わるとそれまで雨に濡れていた服や靴の中のビシャビシャしてるのが不快で仕方がないし、寒い。

友人はジーンズの裾まで靴下の中にしまい込んで隙間風が入らないようにしていた。


私達は絶対明日 風邪を引くに違いないと思っていた。

しかしとにかく帰るまでは気を引き締めておかなければならない。

やっとバスに乗って最適な温度の中で乾いた席に座り、びちょびちょの靴下を脱いだ瞬間は本当に天国にいるみたいな心地になった(笑)


しかし結局 帰ってから誰も風邪を引いた人がいなかったのは驚きだった。