無償の愛のヒーリング能力

について考えさせられる事がありました。

たまに行く温泉で、昨年私が肩を痛めて動かす事が出来なくなった時にとある上品そうな年配の女性が話しかけてきました。

私が肩を痛そうにしているのを見て、怪我でもしたの？治してあげると。

私ははじめ接骨院とかマッサージをしている人なのかと思ったら、話を聞くと、その女性は数年前に自分に高次の光が入ってきて、それからそういうパワーで人を治せるようになったと。

そしてこの温泉に来ている人にたまにこうやって話しかけて治してあげていると。

ガンの人もこの力で治してあげた事があると言うのです。

私もスピリチャルに興味あるし、気功の力も信じているので一概に無下に断るのはやめて、と言うか勝手にその女性がヒーリングみたいな事をはじめいたので、とりあえず話を聞いていました。

ヒーリングが効いているかどうかは後でわかるだろうと。

私も多少スピリチャルとかに興味があるというと、女性は絵も描くらしく、帰りに自分が描いた絵を見せてくれたのがキリストの絵でした。

ちなみに女性は光がキリストのものとは言ってはいませんけどね。

絵自体はとてもうまかったです。

もしこの人が本物だったら面白いわ〜と思っていたら、その女性が帰った後すぐにまた知らないおばあさんがやって来て言いました。

「あの人を信じちゃダメ！あの人は色々な人にああいう事をやっていて、めちゃくちゃにされた人いるんだから！」と。

正直そのおばあさんにもビックリしました。

私はその時はどちらを信じるか迷いました。

スピリチャルを全く信じていない人はいるし、私は気功などのヒーリングはアルと信じているし。

もちろん化学療法も時には信頼しています。ケースバイケースです。

とにかく光が入ってきたという女性のヒーリングが効くか様子を見ようと思いました。

結果、全然効いたと思う事はありませんでした。

ヒーリングを受けるとよくその後眠気や倦怠感を感じて眠るとスッキリして体が軽くなったりしますが、そういう事も一切ありませんでした。

肩もすぐ良くなると言われましたが、全然良くならなかったし(^^; 普通の自然な過程で徐々に良くはなりました今は。

それからたまにその女性を見かけましたが、とりあえず声はかけず少し様子を伺っていると、確かにおばあさんが言っていたようにたまに他の人に話しかけているみたいでした。

あのおばあさんにはそれ以来見かけていません。というか容姿を覚えてなかったのですが(^^;

そしてついこの間、ヒーリングの女性と私と他の年配のお客さんしか居ない状況になって、やばい、覚えていて話しかけられたら面倒だ、と思っていたら、ヒーリング女性は年配のお客さんに話しかけていました。

その年配のお客さんはヒーリング女性とは初対面のようでした。

ヒーリング女性は年配のお客さんが膝を痛そうにしているので治してあげると言っていました。

他に客が居なかったので会話がよく聞こえました。

言っている事は私の時と同じでした。

それを聞きながら空を見ていたら、木星がとてもキラキラと輝いていました。

それでふと女性の以前描いたキリストを思い出しました。

というのもキリストは木星と関連が深いイメージがあるので。

ベツレヘムは木星と金星が合わさって見えたものだ説や、木星と土星説もあるそうです。

私は木星と土星説のがなんとなくあっている気がします。キリストの試練の事を考えると。

そう考えながら女性たちの会話を聞いていると、ヒーリング女性は今迄もこのように気になる人には無償でヒーリングしてあげているんだけど、ここに来てるある人にそうやって何度もやってあげてたのに、ある時から目を合わせてもくれなくなった。

ずっとやってあげてたのに、感謝の一つもない。

別に感謝してもらいたくてしている訳じゃないけど…などと話していました。

その後もずっと「してあげたのに」と連発していたのが印象的でした。

その時に私は確信しました。

この人の能力は本物ではないなと。

もちろん人間だから全く無償に何かをしてあげる事はなかなかできるものではありませんが、彼女の口ぶりでは本物の高次のものと言うのですが、それを無償にやっているというなら、相手にどう取られても、悪口を言ってしまったら、それはもう高次のものではないと思わざるを得ないなと思うのです。

しかもヒーリング中ずっと裏切られた話をしながら。

私は逆にあの時ふいと現れたおばあさんはもしかして高次の存在が姿を変えて現れたのかしら？なんて思ってしまいました。

よく高次の存在が姿を人間に変えて出てくるという話を本の中で見かけた事があります。

その場合、若くてハツラツとした姿と言う人もいるしお年寄りの姿だったり色々ありますね。

今回の木星がキラキラ輝いていたのはこの事を教えてくれるためだったのかと思いました。

そういえば肩を痛めて女性に話しかけられたのも丁度昨年のこの時期でした。

後になってから答えがわかる事も沢山あります💡